農業流通のインタビューをしていて勉強になりました

こんにちは。小泉です。

私は、普段IoTNEWS(https://iotnews.jp/)で、いろんな企業の取材をしているのですが、最近とある農業従事者向けメディアの記事を書かせていただく機会に恵まれ、農業流通について取材しておりました。

農業は、これまではJAを通して流通させるのが当たり前でしたが、最近は産直商品がスーパーに並んでいたり、ふるさと納税や、産直ECなどで、JA以外の流通も増えてきました。

取材していて分かったこととしては、これまでそういった他の流通を模索する動きはあったものの、農家自体はそれほど前向きではなかったようです。

ところが、コロナ禍となり、多くの人が外出をしなくなったことで、せっかく作った農作物が流通されなかったり、廃棄されたりしていたようです。

それで、農家のみなさんが、一気にJA以外の農業流通サービスを利用し始めて急速にそのマーケットも伸びているという状況のようです。

私が、いろんな流通業の方にお話を伺っていると、農家の皆さんの間に入って、利用者と生産者をきちんと繋ぎたい、という思いの企業があると思いきや、逆に、利用者と生産者を直接繋ぐことで、生産者のコミュニティ能力なども総合的に底上げしてほしい、中抜き産業に負けないでほしい、という思いの企業もあるようです。

そういう意味では、農家さんからしたら、いろんなサービスが選べていい時代になったと思っているのではないかと思います。

実際の記事を見ていただく機会があれば、もっといろんな視点でお話を伺って、すごく勉強になったのですが、このブログではこの辺でやめておきます。

いずれにせよ、サービスは企業が作っていて、その思いは多かれ少なかれサービスに乗って、利用者に届くものなのだなと思いました。