人の強みを発見することを意識して生活しました

前回、ストレングスファインダーの結果を発表させていただきました。

今回は、最上志向から感想と解説をしていこうと考えていたのですが、あまり自分の言葉で語れそうにないのでやめます。ストレングスファインダーを実施して、1ヶ月経過した今、自分自身に変化が起きたので、その話をしたいなと思います。

振り返りとして、私はストレングスファインダーで、

  1. 最上志向:個人やグループの改善を促す方法として長所に着目します。優れたものを最高レベルのものに変えようとします。
  2. 個別化:各人のユニークな資質に関心を持ちます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。
  3. アレンジ:物事を整理し、組織化することができると同時に、この能力を補完する柔軟性も備えています。すべての要素とリソースをどのように組み合わせたら、最高の生産性を実現できるのかを考えるのが好きです。
  4. 競争性:自分の進歩を他の人のパフォーマンスと照らし合わせて測ります。コンテストで勝つために、相当な努力をします。
  5. 成長促進:他者がもつ可能性を見出し、それを育てます。小さな進歩の兆候を見逃さず、その成長の証に満足感を得ます。

という結果が出ていました。

この1ヶ月は、そのことを念頭に日常の業務を進めてまいりました。

そこで、確実に変えたことは、自分には他人の良いところを発見する力があると意識することです。そこで、今日は、人の良いところを発見する力があると意識することで、何が変わったかについて書かせていただきます。

これまで、私は、自分を含めた人に対して、狭い視野で評価していることに気がつきました。例えば、プロジェクトメンバーが業務を怠った時には、「怠惰」や「能力不足」を疑うことが多かったです。ですが、人の強みを発見する力を意識して考えると、怠らなかった業務と怠った業務の違いを理解し、相手の話を聞くことが必要だと感じました。

そうすると相手が、どのような姿勢で業務をしていて、どのような時に幸福感があるのかが薄っすらと見えてくるような気がしました。この幸福感ってすごく重要だと思っていて、幸福感の少ないことって苦痛ですし、良い結果が出にくいですよね。一方、幸福感の多いことって、その人にとって向いていることなのではないかとも思うわけです。

そもそも「怠惰」や「能力不足」を疑うことが多い上司って、たまにいますが害悪ですよね。

なぜ、そのような害悪な上司が生まれるかを考えると、その人にとって、その業務は得意なことで幸福感の多いものな場合が多いのかなと思いました。要するに、自分ができていることを他人ができないと、「怠惰」や「能力不足」という評価をしてしまうのではないかと思いました。これは、全く相手の強みを発見できてないですね。

このタイプの上司に出会うと私なら萎縮して、思うような仕事もできないですし、良いアイディアも発言できなくなってきます。なるほど、人の強みを発見するということは重要ですね。

出世欲のある私は、いつか管理職や経営者になりたいなと思っています。

今までの私なら、害悪上司になっていたなと気がついたのも「自分には他人の良いところを発見する力」があると意識した結果ですので、この意識を継続して持つと、もっと相手の強みが鮮明に見えてくると共に、害悪上司にならなくてすむのではないかと思いました。

視点を変えると、例で出したプロジェクトメンバーが自分だとした時にも同様の手続きが必要だとも感じました。自分が、「得意だ幸福感が多い」と思うやり方や見方に、その業務を置き換えたりするだけで、仕事のクオリティが上がるのではないかと考えました。

これについては、まだ、何も具体的な事象が発生しているわけではないですが、感覚的には、退屈な業務が減った気がします。単純作業があったとしても、見方を変えたり目標を置いたり、時にはタイムアタックのように脳内で競争したりするだけで、楽しくなったりしますよね。そのように自分なりの捉え方で、楽しく没頭できるポイントを目の前の業務に持っていくことができれば、得意なことが増えていく気もしています。

ストレングスファインダーを受けてみて、「自分には他人の良いところを発見する力」があると意識し、1ヶ月過ごして感じたことを書きましたが、「最上志向、個別化、アレンジ、競争性、成長促進」の5つの要素が、この文章中にも出ていることに自分でも驚きました。