今ある当たり前を疑う~思い込みから解放される~

まずはここ数年の変化について

今までの当たり前がここ数年で大きく変化している、、、なんてことは
このブログを読んでいる皆様には釈迦に説法かと思いますが、ここ20年くらいの
社会の変化をまずは書いてみます。

・クールビズ(夏でも上下スーツが当たり前でしたね)
・タッチパネル(スマホ、券売機、居酒屋などボタン操作しなくなりました)
・在宅勤務(ここ4年のノーマル)

など大きく目立つものを3つほど並べました。
クールビズは一部ではスーツを着崩すなんて!という意見が出たり。
タッチパネルはどこを触ればいいのか分からない人が出てきたり。
在宅勤務はコロナによりノーマルにせざるを得なくなったり。

生活様式やツールが変わったのが平成や令和のはじめと思います。

そもそも前提を考える

例えばスーツはどこの文化か。
調べてみるとスーツは16世紀のイギリスにあるそうです。
農作業で着用するフロックコートに似た作りの服が、軍人をはじめ
貴族などに広まり、動きやすさを工夫した現在の形になりました。
もともとは燕尾服のような長いものでしたからね。
私がここで何が言いたいかというと、出自がイギリスということは
気候を考えると日本とは大きな違いがあります。

ロンドンの平均的な夏:18度~23度
東京の平均的な夏:23度~31度

そもそも平均気温が全然違いますよね。
スーツ発祥のイギリスと日本では気候の違いが大きく、日本の夏において
上下しっかりスーツを着るのは限界があります。

このように前提をきちんと考えていくと、そもそも今のノーマルは
本当にそれ以外の方法はないのか?という立ち返りができますよね。

最近話題になった新しいバスケットボール

スーツの話からガラッと変わりますが
皆様はバスケットボールはどんな見た目のイメージですか?
私は「茶色い」「独特な凹凸が生地にある」とかをイメージします。
ところがつい先日、驚きのボールがネットニュースで出てきました。
以下をご覧ください。






!!!!!!!!!!!
す、透けてるうううう????

これはスポーツ用品販売をしているWilsonが研究している次世代のバスケットボールです。
なお、実際の使い心地として、重量、サイズ、リバウンド(跳ね返り)など、
バスケットボールの規定性能スペックにほぼ適合しており、実際にプレイする上では
変わらない使い心地とのことです。
※公式球にはまだなっていません。

前提を考える

生活様式にしても前述のバスケットボールにしても、今の当たり前や
標準と呼ばれるものに対して、本当にこれはこのままであるべきなのか??
という原点に立ち返る発想から生まれていると思います。
前提を考えることや、そもそもこれってなんでこういう営みなんだっけ?
なんでこういう仕様なんだっけ?などを考えることで、新しい形を発見する
ヒントになるのではと感じ今回は記事にしました。

私はこの記事を書きつつ、仕事の進め方とか
普段自分が使っているツール類について、考えてみようと思いました。