障害者支援×IT

タイトルの通り、障害者支援について書きたいと思います。
私は就労支援施設でボランティア講師をしています。
本ブログを読んでいただき多くの人にITと障害者の関わり方について
少しでも知っていただければ幸いです。
障害の中でもADHD(注意欠如多動)やASD(自閉症スペクトラム)について書きます。

まず分類としては【知的障害】になる上述の障害ですが、総じて【発達障害】と呼びます。
また、ADHDやASDについては知能には問題がないことが多く見受けられます。
「知能に影響がないのに障害?」と不思議に思う方も一定数おり、障害と呼べるのか?
という風に懐疑的な見方をされることが多い現状があります。

発達障害の割合は5~10%いるとされており、決して珍しいものではありません。
珍しくないものの発達障害の当事者は多くの課題や悩みを抱えます。

・人の気持ちを想像することができず怒られた
・落ち着いて座っていられない
・特定の生活ルーチンがあり、ルーチンが崩れるとパニックになる
・こだわりが強く1つの方法で業務を進めたい。
・仕事が終わると思っていた矢先に依頼事をされ、スケジュールが崩れパニックになる

これらの課題や悩みは一部ではありますが、働く上で当事者たちはこれらの対応ができず
就労が継続できない場合があります。ですがその反面、発達障害の人は
関心を持ったものに対し強い集中力を発揮するという特性も持ち合わせており、
それはIT業と親和性があります。そこで、そのような障害を持った方を支援する
取り組みがあります。冒頭で記載した就労支援施設がまさにこれです。

私は静岡県浜松市にある【就労移行事業所 就労移行ITスクール浜松】という施設で
お手伝いをしています。利用者はADHDやASDはもちろん、鬱やパニック障害など
精神を患い就労困難となった方もいます。この施設ではプログラミングや、MOSなど
本人の学びたい内容に沿って支援員が教えることをベースにし、私のように仕事をする上での
体験を伝える講座の実施など、利用者が新しい環境に出るためのお手伝いをしています。

以下は実際の講義中の様子です。

施設ではいつも利用者の集中力の高さに驚かされます。
課題をする人、勉強をする人様々ですがみんな休憩の合図が入るまで
黙々と作業をしています。
プログラミングなどのように細かな文字列を見る作業や
Excelでのデータ取りまとめなど、IT業界でその集中力を発揮し活躍できると考えます。

webメディアで施設について取り上げられたことがあるので一読をいただければと思います。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1283615.html

私は今の就労支援の活動を通じて、IT業界における障害者雇用をもっとライトな
印象へしたいと感じますし、IT業界に関係なく発達障害そのものへの理解がより
広まってほしいと願っています。