提案文章の書き方に見るブログの書き方

当社ではコンサルトしてのアウトプット強化に向けて、社員によるブログ制作のプロジェクトが開始しました。

特にテーマが決められているわけではなく、日々自分が気になったことや学んだことをアウトプットしていく場となる想定です。

 

ところが何を書けばいいのか、どのように書けばいいのか、初めての試みなのでさっぱりわかりません。

そこで私と同様に

  • このような文章の書き方がわからないという課題をお持ちの方も多いのでは?
  • 日々の提案資料作成時の方法論に則って検討すれば形になるのでは?

と考え、

テーマは「提案文章の書き方に見るブログの書き方」とすることにしました。

私のブログでは私が提案の際にどのような順番で検討を進めるかについてご紹介しながら、ブログの書き方にどのように活かせるかを記載していく予定です。

ブログと提案では異なる点もあろうかと思いますが、書いてみて気付きを得られたら改めてまとめ記事とする試みも実行できればと思います。

 

はじめに結論を述べておきますと、私が提案時に検討を進める順番は以下の通りです。

  1. 誰に対して提案をするのかを定義し、相手の課題を想像する。
  2. 課題の解決方法を検討する。
  3. 全体のストーリーを構成する。
  4. 読み手がどう思うかを想像しながら補足などを追加する。

今回は1.誰に対して提案をするのかを定義し、相手の課題を想像する、という点について記載していきます。

 

誰に対して提案するのかを定義し、相手の課題を想像する。

誰に対して提案するのかを定義し、相手の課題を想像するという事は、「誰の、どんな課題を解決するのか」を考える事と同義であると考えます。

私は提案時にまずは誰に提案するのか、最低限以下のポイントを確認します。

・クライアントは何をしている会社なのか

・相手の部署はどのような業務を行っているのか

・相手の職位は何か

・同席者はいるか

・いる場合、同様に部署と職位は何か

なぜなら相手の立場や部署によって相手がどのような提案を求めているかは異なるからです。

例えば同じ営業部に提案をするにしても、メーカーへ提案するのと、SaaSサービスを提供する情報通信事業者へ提案するのとでは、当然ながらビジネスモデルが異なるので提案するポイントが変わってきます。

また、部署によって取扱う商材が異なっていたり、職位によって解決したい課題が異なるので興味のある情報が変わってくるのは当然でしょう。

 

余談ですが、このような相手の立場を意識した全体の意思決定のプロセスをフレームワーク化したものにDMUといったものがあります。

DMUの説明はこれだけで新たに記事がかけてしまうので、次の機会にしたいと思います。

 

誰に対して提案するのかを定義することができたら、次に相手がどのような課題を持っていそうなのかを想像します。

例えばメーカーの営業部へ提案する場合、その会社のメインとなっている商材のビジネスモデルを調べます。

直販で販売がメインなのか、販売代理店や仲卸などが入り販売するモデルがメインなのか、その両方を実行しているのかなどをデスクトップリサーチします。

また業界情報も調査し、提案する会社が業界内でどのような立ち位置なのか、今後どのような戦略を描いているのかも調査します。

 

このような情報を調べていくと課題がどのあたりにありそうなのかが想像できてきます。

例えば「販路の80%が代理店経由になっているので、利益率が低いのが課題。そのために直販販路を開拓したいが、ノウハウが無いので、何をしたらいいのかわからない。」というようなことが想像ができるようになります。

こうなるとECサイト運営による直販率向上やインサイドセールスの体制構築などを提案しよう、というようにテーマが決まってきます。

 

記事作成も同様に誰に向けて記事を書くのか、その人が抱えている課題は何かを想像するとテーマが決まるものであると考えます。

本記事を作成する際には仮のターゲットとして自社の社員を想定しました。そしてなるべく多くの社員が課題に感じそうな事を想像した時に、まさに0からの記事作成・提案資料作成に困っているのでないかと考えたのです。

 

次に実際に世の中にも同様の課題を持つ人が居るかを検討するため、検索キーワードリサーチサービスを用いて調査しました。

具体的にはラッコキーワード(https://related-keywords.com/)というサービスで「ブログ」というキーワードと一緒に検索されている言葉を確認しました。

 

このようなツールの使い方は別の記事を記載する際に触れていこうと思いますが、まずは世の中で一緒に検索されているキーワードランキングと捉えてもらえれば良いです。

この結果から、ブログの書き方が分からずに調べている人が一定数いることがわかりました。

一方で、世の中では副業でブログを始め、お金を稼ぐ方法を調べている人が多いように見えます。

ただ、アールジーンのHPで副業ブログの書き方を紹介するのは違和感があります。

では、どのようなアプローチであればアールジーンに相応しいブログの書き方が紹介できるのでしょうか。

ここまで見えてくれば更に具体的にブログテーマを検討する段階に入ります。

 

このように誰を読者とするかを定義し、その読者の持つであろう課題を調べることで、どのような情報にニーズがありそうかを想像することが可能です。

ブログの記載においても「誰のどんな課題を解決するのか」を軸として全体を設計することが大事であると考えられます。

この軸が決まると次にどのような提案ができるか、具体的にどのようなテーマで記事を書くことができるかを検討できます。

 

次回は提案資料作成時の解決アイデアの作り方を紹介し、ブログにおける具体的なテーマの決め方を記載していこうと思います。